ゴールディー・ホーンとカート・ラッセル
この二人はもうあまりにも長く一緒にいるので、いつからなのか忘れちゃっているひともいるでしょう。
1983年からです。
その年の「スウィングシフト」という映画で知り合い、バレンタインデーから付き合い始めました。
そしてそれからずっと現在まで一緒にいるのです。
ハリウッドの呪いとでも言うべき「離婚」という言葉はこのカップルには似合いません。何しろ「結婚」していないのですから。
「なんで結婚しないの?」と聞かれたゴールディー・ホーンは「なんで結婚しなくちゃいけないの?」と返したそうです。
ただし、それは付かず離れずの鉄則があるからのようにも思います。彼らの広大で豪華な邸宅はふたつのウィングに分かれていて、ゴールディー・ホーンのほうには大きな窓とヨガルームがあり、カート・ラッセルのウィングには狩猟ルームがあります。
さて彼らの間にはひとり息子がいますが、ゴールディー・ホーンの前の結婚での娘もいます。今やすっかりハリウッドのスターとなったケイト・ハドソンです。彼女は18ヶ月のときからカート・ラッセルを父親として育ってきたので、今もとても良い関係を続けているということです。
ゴールディー・ホーンとカート・ラッセルは、結婚という「公約」に縛られず、しかも子どもたちとも良好な関係に恵まれました。それは彼らの努力と愛情の賜物であり、だからこそハリウッドでもっとも有名なパワーカップルとなっているのです。
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット
彼らもハリウッドのパワーカップル「でした」。
2005年に「Mr.&Mrs.スミス」の撮影で知り合い、トレーラーの中で密会を続けていましたが、ブラッド・ピットの当時の妻ジェニファー・アニストンにバレて離婚、その年から同棲を始めました。
結婚したのは2014年。それまでに2006年に息子を、そして2014年に双子をもうけています。そして、その後3人を養子にして、全部で6人の子どもたちを育てていました。
ところが2016年、よくある「性格の不一致」のような理由で離婚。アンジェリーナ・ジョリーが養育権を主張していますが、まだ決着はついていません。
2018年の時点では、双方ともに有名な(そして恐ろしく高価な)弁護士をつけて争う準備ができ、このまま裁判に突入しました。
ミッシェル・ウィリアムズとヒース・レジャー
2004年のゲイ映画「ブロークバック・マウンテン」の撮影でミッシェル・ウィリアムズとヒース・レジャーは知り合いました。
その翌年には娘のマティルダ・ローズが生まれ、映画で相手役をつとめたジェイク・ギレンホールが名付け親となったようです。
その後同棲は2007年まで続きましたが、残念ながらその年にミッシェル・ウィリアムズの父がメディアに関係解消を伝えました。
ヒース・レジャーの死後、同棲解消の理由として「彼のドラッグ使用」があげられていましたが、そのせいで一緒にいることがもはやできなかった、とミッシェル・ウィリアムズは語っています。
2008年の彼の早すぎる死は、結局はそのドラッグよるものだったのです。
彼の死から何週間もたたないうちに、パースの(そうです、ヒース・レジャーはオーストラリアのパース出身なのです)親戚から、遺産をめぐって訴訟が起きました。ヒース・レジャーは、ミッシェル・ウィリアムズと関係を持ち、娘が生まれるまえに遺書を書いていましたが、そこにはミッシェル・ウィリアムズと娘のマティルダ・ローズの名前がなかったからです。
訴訟は最終的に和解という決着をつけ、全ての遺産はマティルダ・ローズへと渡ることになりました。
ジェニファー・ガーナーとベン・アフレック
2022ベン・アフレックはジェニファー・ガーナーと付き合う前には、グウィネス・パルトロウ、そして後にはジェニファー・ロペスと関係を持っています。
どちらも数年の長さでしたが、皆有名だったため当時かなりメディアを賑わせました。
その後、2001年の「パール・ハーバー」と2003年の「デアデビル」で知り合ったジェニファー・ガーナーと付き合い始め、2005年に結婚しています。
ただし2007年にはすでに彼女のほうから離婚の申請がありました。彼のアルコール中毒が原因らしいですが、その後和解となり、離婚訴訟は解消しています。
倦怠期が間に入ったとは言え、その後は仲睦まじく3人の子をもうけて一緒に「暮らしていました」が、2018年には離婚が成立。
その後ベン・アフレックは昔のパートナーのジェニファー・ロペスとよりを戻し、2022年現在「2度めの婚約」をしました。
ゼンデイヤ・コールマンとトム・ホランド
こちらは若いハリウッドカップルです。
「スパイダーマン・ホームカミング」で共演したゼンデイヤ・コールマンとトム・ホランドは、撮影で知り合い、そのあとはなぜか秘密裏にオツキアイしていたようです。
しかしこのふたり、ものすごい身長差ですね。ゼンデイヤは180cmでトムは172cmですから。
ゼンデイヤは子供のときディズニー・チャンネルの子役スターでしたし、トムはミュージカル「ビリー・エリオット」のビリー役で舞台に出ていました。どちらも、子供のときから演劇・音楽界にいたのです。
メディアでは「つきあってんじゃないの?」という噂が飛び交っていましたが、双方ともに否定も肯定もしていないので、ますますパパラッチは燃え上がっているというわけです。
そんな矢先、ディズニー・チャンネルの子役仲間だったスカイ・ジャクソンの母親が「あの子たち、つきあってるわよ」とインスタグラムでバラしちゃったものですから、あっという間に広がり、手がつけられない状態。
でもその後すぐにその母親は「わたしのインスタが乗っ取られちゃって」という言い訳とともにそのログを削除しました。
一体どうなっちゃっているの?とファンの間ではヤキモキしていていたようですが、進展しているのは確か。2022年現在は同棲の噂がでたものの、ゼンデイヤがこれを否定。でもどの写真でも仲良く手をつないで写っているので、恋人同士ではあるようです。